2004年1月31日 御茶ノ水 NARU
大坂昌彦(ds) 、海野雅威(p) 、ベリンダ・ムーディー(b)、太田剣(as,ss)
初めて大坂昌彦(ds)グループの演奏を聴いた。 1stステージはオリジナルブルース「Odd Blues」から始まった。続いてザ・モストのために書いた お洒落な曲「イン・ザ・フィールド」、スタンダードの「stairs to stars(星への階)」、オリジナルでアップテンポの「When the wind blows」の演奏だった。休憩を挟んで2ndステージはオリジナルの「keep in touch」、「Gravity of 13(G13)」、「Never let me go」、パーカー調のオリジナル曲「Chick-A-Dee」、3rdステージはオリジナルの「モーニング・ダンス」、「ビートリース」、「ジェントル・フィールド」、パーカーの曲「ムース・ザ・ムース」の演奏だった。最後の曲に、現在NYから日本へ戻ってきている葉山ミキ(p)が参加し、大いに盛り上がった。特記すべきは、なによりもドラムとベースのコンビネーションの素晴らしさであろう。どの曲も見事なリズムを作り出していた。またオリジナル曲の完成度も高いと感じた。週末と人気グループのためか店は満席で、立ち見の客も数名いた。60名以上入った。予約だけでほぼ満席だったようだ。すごい人気だ。年配の観客の他に若い女性やカップルも多く、その人気の広さを感じた。
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2004年1月30日 吉祥寺 赤いカラス
E/K remix 神谷えり(vo) 、奥山勝(p) 、伊藤寛康 (b)、藤井摂(dr)
神谷えりを初めて聴いた。その歌唱力に絶句。安定した音程と伸びのある音域は、見事だ。 ライブはデイブ・グルーシンのナンバーからピアノトリオでスタートした。続いて神谷エリの登場でコール・ミー、曲目不明、フリー、お馴染みFeel like makin' love、切々と歌い上げたCreazy love(感動ものでした。)、それからスゥィングナンバーで1stステージ終了。曲によってはさびの部分にベースとドラムがコーラスを入れ、曲に厚みを出していた。こまかいアレンジも充分されている。これがEK remixというユニットのパフォーマンスだ。 2ndステージもピアノトリオの落ち着いたボッサ風の曲から始まり、続いて神谷えりの登場である。 アップテンポのビートが利いた曲(曲目?)から始まり、続いてミドルテンポ(曲目?)、オリジナル曲でWatch your back、スタンダードのTeach me tonight、じっくりと説得力のあるFor all we know、それからBut not for me、最後にS.ワンダーのマイ・シェリー・アモールで終了となった。全体的にソウルフルであり、その歌唱力とビート感覚はずば抜けていると感じた。また一人お気に入りのボーカリストが増えた。これからも聴き続けたい。彼女は数年前、札幌の民放FM(North-Wave)のDJもしていたそうだ。
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2004年1月28日 吉祥寺 Strings
滑らかでソフトなピアノソロのバラードから始まり「いつか王子様が」と続いた。 会場の雰囲気が落ち着き、ボーカリスト奈生の登場だ。昨年秋、札幌で聴いた以来である。ボーイッシュな洋装で、アップテンポのスゥイング・ナンバーでスタートした。続いて「Time after time(C.ローパーの曲)」、次に井上陽水の曲「いっそセレナーデ」、「コーヒールンバ」、「恋の予感(安全地帯の曲)」、1stステージの最後に無伴奏から始まる「street life」はなかなかの名演だった。(この曲はリズムセクションがあった方が、もっと盛り上がると思う。)オルガンも交えての演奏はなかなかブルージーでかつファンキーな感じだ。 2ndステージは、1stと同様にピアノソロからスタート。オルガンの伴奏で「Night and Day」、 続いて日本語でのオリジナル曲(曲目不明)スローバラードで途中から盛り上がる曲だった。 次にブルース風のイントロから井上陽水の曲「傘がない」、アップテンポのスタンダードで「 ハニー・サックル・ローズ」、日本の歌(曲目不明:CMにも使用されていたらしい)、最後に 井上陽水の曲で「東京」で終了した。 伴奏はピアノ(オルガン)のみでのライブであったが充分に彼女の歌を堪能できた。本人曰く、今年最初のライブだそうである。始終、たのしそうに唄っているのが印象的だった。陽水や安全地帯など日本の歌もかなりあり、楽しめた。歌唱力・表現力・英語は、やはり非常に素晴らしい。今後はピアノトリオやビッグバンドでの唄いっぷりも聴きたいものである。
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2004年1月25日 「新春 Jazz Concert」 なぎさニュータウン 管理棟ホール(江戸川区南葛西)
冴理(vo) 、山口友生(g) 、広多智香(oboe) 、宋のぶひこ(p) 、鈴木克人(b)
昨年夏、札幌HalfNoteで聴いて以来、再びボーカリスト冴理を聴いた。相変わらずの深みのあるハスキーボイスで、スゥイング感やブルース・フィーリングも一層磨きがかかっていた。1stステージはまずインストで2曲「酒とバラの日々」と「ローラ」が演奏された。オーボエが実に美しく、いい味を出していた。それから冴理の登場でまず最初の曲は「バイ・バイ・ブラックバード」、続いて「マスカレード」と「ジョージア・オン・マイ・マインド」。これらがまた彼女の声によくフィットしている曲だ。それからちょっとアップテンポで「ラバーマン」、「枯葉」、日本語で唄うボッサ調のオリジナル曲「ジ・アンノーン」、1stステージの最後に「ストレート・ノー・チェイサー」を唄った。休憩を挟んで2ndステージは、再びインストでギターを中心にジョアン・ドナードのサンバ、続いてオーボエを加え映画「となりのトトロ」から「ネコバス」のテーマ、これがまた実に楽しそうで、2曲とも名演だった。それから冴理の登場で、しっとりと「ジョニー・ギター」、それからミドルテンポで「You'd be so nice to come home to」、名曲「星に願いを」、会場も一緒に手拍子で参加した「New Morning」、それから「A列車で行こう」、日本語で唄うオリジナルバラード「祈り」、最後に会場も盛り上がり「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ストリート」で幕を閉じた。100名以上の入場者があり、大盛況だった。ボーカリスト冴理のスタンダードジャズと彼女のオリジナルを充分に楽しめた。また今回は、南葛西・なぎさニュータウン近辺でいろいろとライブを企画されている千田さんが奔走して主催された。千田さんのご尽力に敬意を表したい。
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なぎさニュータウン 管理棟ホール
2004年1月24日 吉祥寺 Strings
野本晴美(p) 、黒田勉(b)、紺野智之(ds)
野本晴美を初めて聴いた。その歯切れの良さと、落ち着いた演奏は、ベテランピアニストと比べてもなんら物落ちしていない。1st ステージはガーシュインの"They Can't Take That Away From Me"から始まった。とても味のあるいい演奏だ。2曲目はミドルテンポのボッサ調のオリジナル。耳に馴染みやすいテーマだった。3曲目はアップテンポのスタンダード、続いて"Don't blame me"スタンダードはとても落ち着いた演奏だ。5曲目はちょっとテンポラリーな曲(曲名不明)、6曲目のストレイト・ノー・チェイサーで1stステージが終了だが、観客に誕生日の女性がいて"Happy birthday"の演奏があり、1stステージを終了した。2ndステージの1曲目はオリジナルの"Blues for UFO"から開始し、続いて「ムード・インディゴ」、3曲目はオリジナルの「ナウ・アラウンド」、続いてボッサ(曲目不明)、次にF・ウォーターのワルツ曲、ラストがオリジナルの「クレセント」これがなかなかの力演だった。ドラムも非常に素晴らしかった。更にベースの堅実なサポートも見逃せない。全体的にスタンダードとオリジナルのバランスがいい。自己の演奏スタイルと音楽性をうまく表現していると思った。これからも期待できる演奏家であることは間違いない。ちなみにライブは人気ピアニストで、かつ週末もあってか満席(延べ30数名)だった。
stringsの入り口 野本晴美トリオ
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2004年1月18日 福生 Jesse James
AQUARELA 滝沢ミナコ(fl)、日野雅司(g)、安達正敏(g)、山形政史(perc)
Jesse James立川店で18日にAQUARELAというグループのボサノバライブが福生店であると聞いて、早速出かけた。フルートとギター2本、パーカッションという編成だ。フルートが心地よい音を出し、ギターもかなりの腕前、パーカッションも曲にあわせた落ち着いたリズムを出していた。全体的によくまとまった演奏だった。3ステージもあり、大いに楽しめた。演奏曲は「ジンジ」,「ディサフィナード」,「ウェーブ」等のジョビンの曲や小野リサの曲「クレア」、他にトッキーニョの曲、またチックコリアの曲「スペイン」も見事だった。ボサノバ以外の曲では、パット・メッセーニの曲が2曲、また「春の海」をアレンジした曲、「ノルウェーの森」、映画「ニューシネマパラダイス」の愛のテーマなども美しい演奏だった。是非また聴きたいグループである。
滝沢ミナコ(fl)、山形政史(perc) アルトフルートを吹く滝沢ミナコ
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ギター:安達"エガチャン"正敏(左)、日野"ピグモン"雅司(中央)、滝沢"キャンディ"ミナコ(fl)
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Jesse James 福生店
2004年1月16日 立川 Jesse James
モヒカーノ関(p)、中路英明(tb)、高橋ゲタ夫(b)、平山恵勇(d)東京で聴いた本年最初のライブである。関氏のピアノは力強く、ラテンピアニストとしてのノリも最高であった。全体的にリズムが安定しており、演奏が非常に良くまとまっていた。アップテンポの曲で見せる高橋ゲタ夫氏のチョッパースゥイングはあいかわらず見事だ。トロンボーンも見事な音色だった。2ndステージから聴いた。1曲目にSong for my father、続いてキャラバン、ラメント、バラード(曲目不明)、オリジナル曲(5/4、6/4の変拍子)、アンコール曲のBlue Bossaと6曲、充実した内容だった。1stステージを見逃したのが、悔やまれる。関氏は芦別出身で札幌へ行った時など「アフターグロー」で演奏しているとか。これからも聴き続けたいミュージシャンだ。 ジェシー・ジェームスは、ステーキとジャズの店として営業している。牛肉はオージービーフなのでBSEの問題はないとのこと。ステーキは厚みがあり、非常に美味しかった。立川店は毎日ライブがある。他に福生店と三鷹店がある。
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2004年1月10日 釧路 This is
飛澤良一ボサノバライブ 飛澤良一(g)、北垣響(b)、ハニー(vo)釧路での飛澤良一の初ライブであった。満員の会場でボサノバ・スタンダードから第1ステージが始まった。「ウェーブ」「コルコバード」「ステラ・バイ・スターライト」、ハニーのボーカルを加えて、「イパネマの娘」「ワン・ノート・サンバ」。第2ステージは、「リオ」「ウエル・ユー・ニドント」「朝日のごとくさわやかに」再びハニーのボーカルを加えて、「想いあふれて」「曲目不明(ジョイスの曲)」、アンコールに「ビリース・バウンス」とボサノバとジャズの演奏であった。ベースやボーカル・ハニーとのコンビネーションもベストで、ボサノバ、ジャズともに最高のライブだった。
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2004年1月8日 札幌At My Place
D.N.G 板谷大(p)堀江大輔(b)
板谷氏の力強くエネルギッシュな演奏に魅かれた。またそれをサポートする堀江氏のベースもたいへん堅実でみごとだった。 1ステージは アップテンポのブルース「ピアノトレイン(G.マリガンの曲)」に始まり、続いてチック・コリアの曲で 「ウィンドウズ」、美しいバラードの「ブラック・バタフライ(D.エリントンの曲)」、「ムーンアレイ (トム・ハレル(tp)、)」、セロニアス・モンクの「リトル・ルーテー・ルーティ」を演奏した。 たいはんが初めて聴く曲である。どの曲もオリジナリティ溢れている。 彼の感性がそう選曲させたのであろう。 2ステージは スローバラードの「ラメント(J.J.Johnsonの曲)」、続いてミドルテンポの「UMMG (B.ストレイホーン)」、「リトル・サンフラワー(F.ハバード)」バラードの「ナイト・ライツ (J.マリガン)」「モンクス・ドリーム(T.Monk)」で終わった。 全体を通して板谷氏の豪快なピアノを堀江氏がサポートする形であった。 板谷氏は今後、いろいろなタイプのミュージシャンと共演して、幅広い感覚を吸収してほしい。 柔と軟、強と弱、わび・さびを身に着けると、もっと成長する力を秘めたピアニストであると 確信した。今後の演奏活動がたいへん気になる。また堀江氏は3月いっぱいで札幌を離れるとの ことだった。とても寂しくまた残念である。今後の活躍を期待したい。
釧路「BROS」カウントダウンセッション 2003.12.31〜2004.1.1
2003年最後のライブと2004年最初のライブは、釧路のライブハウス「BROS」で聴いた。 地元ミュージシャンが大いに盛り上がって演奏していて、楽しかった。また地方での 若いミュージシャンがどんどん増えて、成長しているように感じた。 tp,tb,as,ts,p,g,b,ds等どの楽器も複数の演奏者が入れ替わり演奏していた。 ボーカル(女性、男性)、蝦夷太鼓のパフォーマンスもあり、大いにノッた。 普段の地元組に加え、帰省組の観客・演奏者も加わり、延べ70〜80名の盛況ぶりだった。年越しソバのサービスもあり、最高のカウントダウンセッションとなった。 新年早々、新しいエネルギーを浴び、大いに若返ったような気がするのも不思議ではない。