2004年3月28日  新宿 PIT IN

小宅珠実(fl,a-fl)、田村博(p)、佐々木悌二(b)、マイク・レズニコフ(ds)

1stステージ途中から聴いた。a-flでとても優雅な「April in Paris」、ちょっとユーモラスな「エビデンス(T.Monk)」、アップテンポのスゥイング・ナンバー「Swingin' at the heaven(エリス・マルサリス)」で1stステージが終了した。2ndステージは、幻想的なボッサの「サピア(A.C.Jobim)」からスタートし、続いてアップテンポでなかなか楽しい曲の「Seven step to Heaven」、幻想的なアルトフルートで「You must believe in spring(M.ルグラン)」、アップテンポでちょっとサンバ風な「タグラ(D.ガレスピー)」、美しいバラードの「If we never met again(L.アームストロング)」そしてグループのテーマで終演した。昔聴いた時よりも、音の優雅さ・滑らかさ・厚みが段違いである。すばらしい演奏だった。

 

2004年3月21日 吉祥寺 Strings

伊藤大輔(vo),中村真(p)

まずは中村真のオリジナル「ワルツ・イン・アドベンチャー」リリカルであり、かつパッショナブルな演奏だ。続いて同じくピアノソロで「アイ・ソー・アバウト・ユー」とてもなめらかであり、ノリもいい演奏だった。それからボーカル伊藤大輔とのデュオが始まった。落ち着いた唄いっぷりで「煙が目にしみる」、うっとりとするバラードで「いつか王女(王子)様が」、ミドルテンポで「Gone with wind」、ちょっとアップテンポでブルージーに唄う「ミスティ」、それからじっくりと歌い上げた「Here's that rainy day」、1stステージ最後はスゥイングナンバーの「All of me」だった。残念ながら2ndステージは聴けなかったが、素晴しい内容であったことは間違いない。全体的にコンビネーションの良さが印象的だ。ボーカルの声質・唄、それをうまくサポートするリリカルでかつリズミカルなピアノとのコンビがいい。これからとても期待できるミュージシャンである。



2004年3月19日 福生 Jesse James

AQUARELA 滝沢ミナコ(fl)、日野雅司(g)、安達正敏(g)、山形政史(perc)

2ヶ月ぶりにAQUARELAの演奏を聴いた。滝沢ミナコのフルートを中心に良くまとまっている。聴きやすく落ち着いた雰囲気でライブが進んでいった。曲もスタンダード・ボサノバやポピュラーを中心に演奏された。これから期待したいグループである。今後はブルースやダーティな曲、さらにオリジナル曲もレパートリーに入れてほしい。


2004年3月13日 吉祥寺 Strings

長谷川奈生(vo) ,松下美千代(p)

彼女のソウルフルでパンチの効いた唄は、なんとも明るく元気にしてくれる。唄にパワーがあり、リズム感もよい。1stステージの後半から聴いた。なんと松田聖子の「赤いスイートピー」を歌った。これがNAO風でとても心地よかった。2ndステージはジョー・サンプルのスローバラード続いてミドルテンポの「タイム・アフター・タイム」、バラードで「ビーイング・アローン」「アイズ・オンリー(?)」、S.ワンダーの「ステイ・ゴールド」、井上陽水の曲(曲目不明)、「ストリート・ライフ」で演奏が終了した。その後、サービスライブで「傘がない」を唄ってくれた。全体を通して元気をもらった楽しいライブだった。


2004年3月10日 吉祥寺 Strings

赤坂由香利(vo&p) ,古野光昭(b)

うっとりするようなイントロからスタートそして緊張感がはりつめ、更にきらびやかな流れへと演奏が変化していった。またベースの音は重厚できわめて安定感がある。(曲目不明)続いて、曲のイメージが変わり「テンダリー」、ベースがよく唄っていた。そして「エブリシング・ハプン・ツー・ミー」とインストが続いた。次の「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー」はベース・ソロからはじまり、赤坂由香利のボーカルへとつながった。なんとも雰囲気のある曲だ。ちょっと切なく、ブルージーだった。それからじっくり、せつせつと歌い上げた「ユー・ライト・アップ・マイ・ライフ」ベースも弓でじっくりと聴かせてくれた。名演だった。それからブルージーで緊張感のある曲(曲目不明)をベースソロのみで歌った。とても印象的だった。その後、スローなピアノソロからはじまったM.ルグランのバラードで第1ステージは終了した。第2ステージは「アイ・ディドント・ノウ・フヮット・タイム・イット・ワズ」、ブルース(曲目不明)、それからベースソロのみで唄った「タイム・アフター・タイム」これがなかなかテンポがあり、さらに小刻みな緊張感にあふれる曲だった。続いて「マイ・ファニー・バレンタイン」、井上オーナーからのリクエスト「レディー・ワンツ・ノウー(M.フランクス)」がちょっとお洒落な感じもあり、心地よかった。続いてベースソロのみで唄った。(曲目不明)さらに「サマータイム」、最後に「雨の日と月曜日は」を唄った。この曲もじっくりと歌い上げた名演だった。全体を通じて緊張感と開放感があり、更に独自の世界観を持つミュージシャンであることを感じた。どの曲も個性にあふれ、じっくり楽しんで聴けた。また一人気になるミュージシャンが増えた。



2004年3月6日 吉祥寺 SOMETIME

E/K remix  神谷えり(vo)奥山勝(p)伊藤寛康 (b)、藤井摂(dr)

このグループに関してはもう特に記すべき事はないと思う。最終のステージのみ聴いてきたが、見事と言うしかない。このグループの存在を知ったことは、ここ数年内での最良の出来事だったと思う。これからも素晴しい演奏・唄を聴かせてほしい。余談だが、この日はピアノの奥山勝氏の誕生日で、ハッピーバースディの演奏があった。


ライブ・レポート(2004年3月)